セールスライターを目指すために、勉強中。
「セールスライターのスキルは、欲求とか要望をかなえられるスキル」
「身につけると、あらゆる業種で活躍できる最強のスキル」
なんにでも役に立つと思うので、勉強していく。
本記事では、セールスレターの構造についてまとめる。
セールスレターとは何か!
セールスレターとは、セールストークを文字に変更したものだ。
セールスレターとは、ランディングページ(LP)のうちのひとつ。
LPの目的は、以下の2つがある。
セールスレター:商品購入をうながす目的
オプトインページ:メルアド登録や、LINE登録を増やす
セールスレターの構造
セールスレターは以下の構造で成り立っている。
| 項目 | 目的 |
| 1.ヘッドライン | ・ヘッドライン:見込み客に興味を持ってもらう、立ち止まらせる ・最も大きな約束:誰の?どんな問題に向けて?なにを約束するかを伝える |
| 2.オープニング | ・スリップイン:ヘッドラインを強調、補足する ・問題的:問題を提示して、自分のことだと思わせ、先を読んでもらう ・親近、共感:読み手に「痛み(悩み)」のイメージを脳で再生させる ファン化させて猜疑心を払拭させる |
| 3.ボディーコピー | ・解決策:読み手の欲求をかなえる「解決策」の提示をする ・約束:商品を買う見込み客のどんな痛みを解決するか伝える ・証拠、根拠:約束が機能している証拠や根拠を提示する ・商品内容:商品内容、使い方の説明をする |
| 4.オファー | ・価格:取引価格を安いと思わせる(価格>価値) ・特典:価格の近く価値を高める 顧客に頭を使わせない ・保障:読み手の不安やリスクを取り除く ・絞り込み:読み手の選択的注意にヒットさせる ・限定:危機感(飢餓感)を与える |
| 5.クロージング | ・Q&A:読み手の疑問をすべてつぶす >>今すぐ○○に参加する ・証拠根拠:約束が機能している証拠や根拠を提示する |
ヘッドラインの目的
ヘッドライン全体の目的は「見込み顧客の目をひく」ことである。
ヘッドラインには以下2つの目的がある。
- ヘッドライン
- 最も大きな約束
ここではざっくり特徴を解説する。
ヘッドラインは、セールスレターの中でも重要なポイントであるため、詳しい書き方は後述する。
ヘッドラインの目的
ヘッドラインの目的は見込み客に興味を持ってもらうこと。
そのために、誰に向けて書くのか「ペルソナ」を設定するのが重要。
たとえば、「自分がターゲットにしたい理想の顧客に向けるのか」「既存客をターゲットにするのか」を選択する。
決める際にはリサーチが必要だが後述する。
ヘッドラインを書くときには以下10のコツを意識する。
ヘッドライン10のテクニック
- 有益性
- 興味性
- 信頼性
- 緊急性
- 数字(具体性)
- 独自性(優位性)
- 話題性(時事性)
- 意外性
- 物語性
- 簡易性
最も大きな約束
この構造の目的は、誰の?どんな問題へ向けて?なにを約束するか?を伝えること!
セールスレターが何を約束してくれるの明確にする。
書き方
- 誰の?:理想の顧客(新規)OR現状の顧客(既存)
- どんな問題:抱えているもっとも大きな問題
- 何を約束する?:顧客のどんな痛みや悩みを解決するか
書き方には以下を意識して書くとよい。
書き方のコツ
- 形式的に書かないこと
- ワクワクさせるように書く
- 読み手に自分ごとだと思わせる
意識して最も大きな約束を書いた例は以下のとおり。
最も大きな約束
「MISSION」
奇跡のギフト(神の愛)を受け取り
お金・人間関係・仕事の自由を手に入れ
あなた自身が人々を光照らす
「ギフト」となり
愛に満ち溢れた新世界を創造する
オープニング
続いてはオープニングについて。
オープニングは以下のパートに分かれる。
- スリップイン
- 問題提起
- 親近感・共感
スリップイン
スリップインの目的は、ヘッドラインを強調して補足すること。
ヘッドラインでは伝えきれなかった情報を伝える。
証拠や根拠、比喩表現を入れてわかりやすく説明することを心掛ける。
具体的には以下のとおり。
【実践者の声】
12個のテクニックを覚えれば誰でもできてしまう。
比喩表現例
「ひとりビジネス・マスターカレッジ」は、
飛行機のオートパイロット(自動誘導装置)であり、
秀逸なオペレーションシステムです。
ですから、あなたから「気が付いたら、自分の目指していた目的地にたどり着いてしまって本当にびっくりしました!!」
という嬉しいメッセージを頂けると確信しています。
証拠や根拠、比喩表現を使って、ヘッドラインの補足説明を行うと、イメージしやすく、自分事にとらえやすい。
問題提起
問題を提示することで、自分のことと思わせてその先を読んでもらうのが目的!
直接的な表現は避けること(あなたは太っていませんか?など)
こんな悩みはありませんか?と顧客の「痛み悩み」を意識するのが重要。
親近感・共感
親近感と共感の目的は以下2つの目的がある。
- 問題を具体化する
- ストーリー
問題を具体化する
問題を具体化する目的は読み手に「痛み悩み」のイメージを脳で再生させること。
読者の脳内に悩みをイメージさせられると、解決したいと感じるため、先を読み進めてもらえる。
以下を意識する。
- 痛みの協調
- 読み手を正当化して共通の敵をつくる
- 快楽の強調
- 痛みと快楽の「差」で価値を演出
痛みの強調には2パターンがある。
1.読み手の抱えている痛みを具体的に描写する:過去に経験しているので、イメージしやすい
2.読み手の気づいていない危険を教示:やらなかった場合の痛みをイメージさせる
読み手を正当化して書き手が見方があると暗示する。
例:お金に詳しくないのは学校で教えてくれなかったからです。
快楽の強調
やった場合得られる「快楽(喜び)」をイメージさせる
顧客の欲求を意識する
痛みと快楽の差があるほど、人の心は動く
例:ピアノのコピー。馬鹿にされているところから喝采へ!
ストーリー
ストーリーの目的はファン化させて猜疑心を払拭すること
ストーリーにすると、認識のブレがなくなるため、説明よりも読者に伝わりやすい。
何を言うかよりも「誰が」言うかが重要で、読み手が抱える「痛み悩み」を克服した経験を伝える。
そうすると、書き手と読み手の境遇が同じだと感じ、親近感を得るため、セールスレターの内容を知りたいと感じる。
ストーリーの流れは以下。
あくまでたとえで、いろいろな流れがある
ストーリーの流れ
- 書き手が何かを始める前
- 悪くなるきっかけ
- 最悪の状態
- 最高の状態に向かい始めたきっかけ
- 最高の状態になりけいけんしたこと
- 自分だけでなく他人も最高の状態へ
- さあ、次はあなたの番です。
ボディーコピー
ボディーコピーのポイントは以下の4つ
- 解決策
- 約束
- 証拠、根拠
- 商品内容
解決策
解決策の目的は、読み手の欲求を叶える「解決策」の提示
具体的には以下の流れ
- 商品・サービスの紹介
- 商品の概要(ひと言でどんな商品か)
約束
約束の目的は、商品を購入する見込み役の、どんな痛み悩みを解決できるか伝える。
何を約束できるのか伝えるのかが重要。
たとえば、商品との特徴はターゲットのどんな痛みを解決するかを伝える。
書き方のコツは以下のとおり
- 五感を刺激する:感情を刺激する
- 考えずに脳内再生できるほど具体的に書く
- 簡単、短時間、確実を意識する:数字を意識する
証拠・根拠
証拠と根拠を提示する目的は、約束が機能している証明するため。
約束を支える要素としては以下のとおり。
- 顧客の声
- データ
- ビフォーアフター
- 社会的信用
約束と合わせて記載しても問題ない
商品内容
商品内容の目的は、商品の詳しい説明と使い方の説明。
商品内容の具体的な流れは以下のとおり。
- 受講スタイル
- 受講スケジュール
- 商品内容説明
- 提供者のプロフィール
- 商品購入後にまっている快楽
受講スタイル
受講スタイルは、オンラインかオフラインかなど。
受講スケジュール
ロードマップやステップ、コースなどを提示。
商品内容説明
章(セッション)ごとに分解して説明する。
具体的な流れは以下のとおり
- セッションの概要:章を学ぶことの最大のメリットを意識する
- 講座内容を箇条書きにする(ブレット)
- 箇条書き(ブレット)の説明文
ブレットに関しては、コツがあり読み手のベネフィットを考える
型にはめて書くとよい
ブレットテクニック
読み手のベネフィットを考えて以下を意識する
- 有益性
- 権威性
- 信頼性
- 独自性
- 数字
- 興味性(優位性)
- 具体性
- 意外性
- 簡易性
ブレットの型
- ○○する方法
- ○○しない方法
- ○○を紹介
- ○○のルール
- ○○のメソッド
- ○○のポイント
- ○○の秘密
- ○○の秘訣
- ○○の理由
- ○○を説明
- ○○を伝授
- ○○を公開
- なぜ○○は○○なのか
- ○○とは?
提供者のプロフィール
誰が書いたかが重要なので、提供者のプロフィールは権威性信頼性を意識する。
書き方のコツ
- 資格
- 公的機関からの認可
- 著書
- マスコミ掲載、出演
- 社歴
- 実績件数
- 著名人の推薦
商品購入後に待っている快楽
顧客の問題欲求を意識する
約束書き方は箇条書きにするとよい
オファー(ボディーコピー)
オファーとは、交渉、取引のこと。
以下のパーツから成り立つ
- 価格
- 特典
- 保障
- 絞り込み
- 限定
価格
価格の目的は、取引価格を安いと思わせること。
価格より商品の価値が高いと思われるように意識する。
読み手は価格を伝えたときに冷静になる
伝え方のコツは以下のとおり。
コツ
- その価格である理由を伝える⇒もやもやした感情を引き起こさない
- アンカリング効果:このノウハウを作るのに100万円かけた
- リンゴとミカンを比較する:換算すると、1ヶ月1万円、1日350円など
- 分割決済の用意
特典
特典の目的は以下の2つ。
- 価格の近く価値を高める
- 顧客に頭を使わせない
できるだけ、メイン商材を補完できるものが良い。
特典だけでも欲しいと思わせられるとよい。
特典のメリットを伝えられるように以下を意識して書く。
書き方のコツ
- 特典をつける理由を伝える:もやもやした感情を引き起こさない
- 限定性を設ける:数、期間など
- 使う言葉:無料、タダ、進呈、プレゼント
保証
保証の目的は、読み手の不安やリスクを取り除く
保証の種類は以下の3つ
- 返金保証
- 成果保証
- 品質保証
書き方のコツは以下のとおり
書き方のコツ
- 読み手が感じそうな不安をつぶす
- 安心するように背中をおす
- 条件を設ける
- 保証期間はできる限り長くする
絞り込み
読み手の選択的注意にヒットさせるのが目的。
理想としない顧客に対しては、商品のデメリットを伝える。
セールスライターになるのに6ヶ月かかるので、「長い」と感じるならご遠慮ください。
デメリットを伝えることで、信用を高める
理想の顧客にはデメリットをメリットに転換する
デメリットはスキルを身につけるのに時間がかかる⇒一旦身につけると半永久的に稼げる
弱みを見せると、信頼性が高まる。胡散臭さも消えるため、理想の顧客が入る
限定
限定の目的は危機感(飢餓感)を与えること。
限定の種類は次の5つ。
限定の種類
- 人数限定
- 数量限定
- 期間限定
- 資格限定
- 上記の組み合わせ
限定の理由も入れると、希少価値と真実味が高まる。
クロージング
最後にクロージング。
クロージングはアクションをさせるのが重要。
以下を意識する。
- Q&A
- 決済ボタン(CTA)
- 追伸
Q&A
Q&Aの目的は読み手の疑問をすべてつぶすこと。
人間味を感じられる親しみやすい文章を意識する
追伸
セールスレターで一番伝えたいことを話す。
最後の一押しになるため。
追伸はヘッドラインの次に読まれる
追伸には以下を書く。ただ、すべてを書く必要はない。
追伸に書くこと
- 読み手の「痛み」を喚起
- 「痛み」を取り除く手法をリマインド(解決策)
- 解決策の有効性を繰り返す、納得させる
- 取り除く手法を備える「商品」を提示
- 商品開発ストーリー
- お客様の声
- 熱いメッセージ
決済ボタン(CTA)
読み手に行動(購入)してもらう。
今すぐにお申し込みください
今すぐご参加ください。
セールスレターの構造まとめ
| 項目 | 目的 |
| 1.ヘッドライン | ・ヘッドライン:見込み客に興味を持ってもらう、立ち止まらせる ・最も大きな約束:誰の?どんな問題に向けて?なにを約束するかを伝える |
| 2.オープニング | ・スリップイン:ヘッドラインを強調、補足する ・問題的:問題を提示して、自分のことだと思わせ、先を読んでもらう ・親近、共感:読み手に「痛み(悩み)」のイメージを脳で再生させる ファン化させて猜疑心を払拭させる |
| 3.ボディーコピー | ・解決策:読み手の欲求をかなえる「解決策」の提示をする ・約束:商品を買う見込み客のどんな痛みを解決するか伝える ・証拠、根拠:約束が機能している証拠や根拠を提示する ・商品内容:商品内容、使い方の説明をする |
| 4.オファー | ・価格:取引価格を安いと思わせる(価格>価値) ・特典:価格の近く価値を高める 顧客に頭を使わせない ・保障:読み手の不安やリスクを取り除く ・絞り込み:読み手の選択的注意にヒットさせる ・限定:危機感(飢餓感)を与える |
| 5.クロージング | ・Q&A:読み手の疑問をすべてつぶす >>今すぐ○○に参加する ・証拠根拠:約束が機能している証拠や根拠を提示する |