「株式投資でテンバガー(10倍)を達成した人の体験談が聞きたい」
「どうやって達成したのかやり方が知りたい」
「失敗談も教えて欲しい」
株式投資に興味を持っている方は実際の体験談が気になりますよね?
今回は僕が以前ほぼテンバガーを達成した時の体験談をお話しします!
成功談だけでなく失敗談も後悔するのでぜひ楽しんでください。
この記事では以前テンバガー銘柄をつかんだ僕が
- テンバガーとは何か
- 実際にほぼテンバガーをつかんだときの体験談
- 100万円以上の損切をした経験
- 普段株式投資でやっていること
について解説するので、株式投資に興味がある人はぜひ参考にしてみてくださいね!
※あくまで体験談であり、似たような方法で確実に利益が上がるものではありません。
テンバガーとは?
形式的ですが、まずはテンバガーとは何か解説しますね。
株式投資におけるテンバガーとは株価が10倍になった銘柄、なりそうな銘柄のことです。
例えば、現在価格が100円の銘柄があったとしましょう。株価が上昇して1,000円になればテンバガー達成です。
もし、100円時に100万円購入していれば1,000万円になるので、資産を大きく増やせます。
非常に夢があるのがテンバガーという銘柄です。
テンバガーを達成した体験談
ここでは僕がテンバガーを達成した体験談をお話しします。ここで話すのは以下3つの内容です。
- テンバガーを達成した銘柄
- 購入時に考えたこと
- 売却を決意した理由
- 達成できた理由を分析
達成するまでの流れを解説していきます。
テンバガーを達成した銘柄
僕がテンバガーを達成できた銘柄は「リミックスポイント3825」で、約2年ほど保有して達成しました。
リミックスポイントは仮想通貨交換業者や新電力を経営している企業で、2017年の仮想通貨ブームで一気に人気になった銘柄です。僕自身も2018年に株式投資を始めたので、急激に業績を伸ばしたリミックスポイントは投資対象に入りました。
私は銘柄を選ぶときに四季報を利用しており、リミックスポイントは初めて四季報を読んだときに発見した思い出深い銘柄です。正直に言うとリミックスポイントで数十万単位の損切をしたこともあります。
購入時に考えたこと
購入した理由は、赤字から黒字に転換すると判断したからです。
ただ、自信があるわけではなく、投入金額と損切ラインを決めて、数週間に分けて資金を投入しました。
80円台から60円台だったのですが、含み損も大きくなってきて吐きそうになったことを覚えています。
リミックスポイント株を保有していた期間は2年ほどで、以前から監視銘柄に入れていました。
そのため、会社がどのような状況にあるのかが理解できていたというのがうまくいった大きな点です。
当時、どのような状況だったのか以下で簡単に解説しますね。
- ワラントが終わる寸前で総悲観だった
- 株価は底値で停滞していた
- 運営自体はサービスも改善され始め利益が出始めていた
- 仮想通貨という爆発力のある業種も扱っていた
当時は総悲観で株価も最高値から完全に下がりきったところで、停滞していました。
ただ、長期間追いかけていた身からすると、サービスは改善され、利益が出る体制に変換し始めていたので投資を検討したわけです。
売却時に考えたこと
結局赤字時に購入し、売却は好決算と良いニュースが同時に出て、SNS上でもお祭り騒ぎになったときに保有株の半分を売却し、少し様子をみて残りを売却しました。
「株は総悲観で買い、歓喜で売る」という言葉があり、それを実感したのが売却時です。
リミックスポイント株は良くも悪くも、注目している人が多くTwitter上でもよく話題になっている銘柄で、フォルダーさんからも多くを勉強しました。
当時の状況は以下のとおりです。
- 大幅黒字
- 決算前に上方修正
- 決算発表でSBIとも協業
- 社長が最高値は通貨点という発言
- 連続ストップ高
特に連続ストップ高後はお祭り騒ぎになり、値幅制限が拡大され一気に最高値に行くという盛り上がりでした。
X(旧Twitter)上でフォルダーたちがスペースを開いてお祭り騒ぎ、協力して日本版ゲームストップを目指すというとても楽しい雰囲気だったのを覚えています。
僕自身も非常にワクワクしたのですが、ふと「これが歓喜の渦というやつか?」と考え、保有株の半分を売却。
その後、株価が一度下落し、再度高値圏に来たところでよいニュースがでてこなかったので残りを売却しました。
売却価格は600円~700円の間と、PTSで数百株を800円代という結果です。
完全にテンバーガーとは言えないので。ほぼテンバーガーという表現をします(笑)
ほぼテンバーガーを達成できた理由を分析
個人的には一番の成功例は「ひとつの銘柄を長期間分析したこと」だと感じています。
確認していたのは以下の内容です。
- 業績と業態
- チャート
- 決算資料
- ホルダーの意見
- 社長の発言
これらを良い時も悪い時も分析していたことで、銘柄の癖を理解できました。
特にリミックスポイントは、長期で熱心に投資しているホルダーさんも多い銘柄です。
すべてを鵜吞みにはせずに自分で判断するのが重要だというのも学べました。
実際僕は、大きな利益をあげたこの銘柄で100万円近くの損切も経験しています。
大きな損切をした話
ここからは大きな損切をした経験を話します。
最大で年間に150万円程度の損切をしました。ここではその経験について以下の内容をお話しします。
- 根拠ない自信でルールを破った
- 株インフルエンサーの発信を鵜呑みにした
当時は、ほんとにバカな投資をしたので、反面教師にしてください。
根拠のない自信で投資した
テンバガーを達成する前に、リミックスポイントで100万円近い損切をしました。
理由としては、根拠のない自信で損切をせずに、株を保有し続けたからです。
当時、株を始めたばかりだった僕は、四季報で素晴らしい数字を出していたリミックスポイントに投資をします。
- 業績の伸びが大きい
- PERが低い
- チャートも上昇トレンド
- 仮想通貨が盛り上がった次の年
このようなところを判断して投資したのですが、1Q決算を終わって、全く予想に届かない進捗でした。
それでも社長の「業績予想は見えてる範囲だけ」というような発言やホルダーの意見を信じて株を保有し、損切どころか、ナンピンと言われる買い増しを選択します。
更に悪いのが、投資初心者にも関らずなぜか長期投資だからという言い訳をして、会社の状況に目を向けず仮想通貨の盛り上がりに期待をしました。
結果、損失が100万円を超えた所で、意識が変わり、少し株価が上昇したところで、吐きそうになりながら損失を確定させたのです。
僕の損切タイミングはかなり遅いですが、その後株価は10分の1以下になったので、まだマシだったと言えます。
結局反省点は、ルールがあいまいな状態で投資をして、自分の失敗を認められなかったのが失敗した理由です。
逆に投資は自分で決めたルールさえ破らなければ、大きな損失は防げると感じています。
株インフルエンサーの発信を鵜呑みにした
これも大きな損切をしたときと同時期です。
「ウルフ村田」さんというインフルエンサー?の銘柄を見て購入するという手法を取りました。
今思うと意味がわからないのですが、ウルフ村田さんのツイートする銘柄で、上手く売買している方を見かけたのも理由のひとつです。
以下でどんな銘柄なのかを解説します。
- 価格が乱高下している
- 話題になっている
- ウルフ村田さんが買い煽りをする
簡単に言うとこんな特徴があり、2.3日で3倍になった銘柄などをさらに上がると買い煽るイメージです。
今となっては急騰銘柄をつぶやくbotだと思って見ていますが、当時はなぜかとてつもない資金力がある人だと考えていました。
銘柄をいくつか高値圏付近で購入し、大失敗に終わりました。
結局、人の言うことは鵜呑みにせずに、しっかりとルールを作って勉強するのが一番です。
普段の株式投資でやってること
大負けも大勝ちも経験した結果、現在やっていることを紹介します。
- 銘柄の選定
- どのくらいの期間で監視するか
- 購入時のルール
このあたりを紹介します。
最近は株式投資よりも暗号資産に興味があり、口座資金も抑えていますが、以下の含み益があります。
サラリーマンとの兼業でも十分に可能な範囲なので参考になれば幸いです。

銘柄選定
僕は基本的に、銘柄選定は四季報を読んで選択しています。
以前「ファイナンシャルアカデミー」という株式投資スクールを受講した結果、自分なりに銘柄選定ができるようになりました。
正直、スクール代は高すぎますが、株式投資を始める決意が生まれたので、後悔はありません。
さて、銘柄選定ですが以下の内容を意識して選んでいます。
- 業績が良い
- 財務が状況が良い
- 時価総額が小さい
- 月チャートが底値圏OR少し上昇している
ざっとこんなところを見て監視銘柄リストを作っています。
5~10銘柄程度、別業態から選択することが多いです。
すぐに購入するわけでもなく、なんとなく見ておこうかなという程度で決めていますが、なるべく少ない銘柄に絞ります。
分析するときに同業他社などはチェックしますが、複数の銘柄を分析するのは難しいからです。
数銘柄に絞って分析し続けると、その企業の理解が進むため買い時がつかめてきます。
どのぐらいの期間で監視するか
期間は特に決めませんが、結果的に数ヶ月から数年になります。
自分の中で決めたストーリーが以下のように完全に崩れたら、監視から外すイメージです。
- 業態が変わった
- 社長が変わった
- 数字が完全に落ち込んだ
- チャートの形が悪すぎる
- 飽きた
正直、転換点では株価が大きく変動する可能性があるので、なんとなく監視にはおいておくかもしれません。
購入時のルール
僕の場合は選定した銘柄を監視して、チャートを見て買い時だと感じたら数回に分けて資金を入れます。
チャートに関しては、専門的な話になりますが、底値圏で横ばいになっているものが好きです。
画像の枠で囲ったあたりは週足で見ると特に横に推移しています。

同時に損切ラインも決めておきます。
損切ラインは重要で、金額でも、チャートの目安でも良いです。
投入した資金にもよりますが、分割購入した後に損失を5%程度抱えたら撤退しています。
例えば以下のイメージです。

どんなルールでも良いのですが、守ることが重要です。
投資は本当に自己責任、文句を言ってもなくなったお金は返ってきません。
株式投資と並行して少額でFXをするのもおすすめ!
個人的には株式投資を始めるのと、並行してぜひ少額でFXにも取り組んでみて欲しいです。
株式投資と違いFXは短期でも取引している人が多いので、値動きを見る勉強になります。
危ないと感じるかもしれませんが、海外FX口座なら、ボーナスで試すこともできますし、レバレッジも下げて低リスクでチャートの勉強ができます。
小ロットで売買すれば買っても負けても数百円から数千円で取引が可能です。
おまけにFXに慣れると、ひとつの銘柄に執着しないので、きっぱり良い、悪いの判断もできます。
まとめ:投資は自己責任
今回は僕の投資経験について紹介しました。
投資は資産を大きく増やせる可能性がありますが、一方で大きな損失を抱える場合もあります。
誰かを参考にしたとしても、投資するのは自己責任で、失ったお金は文句を言っても絶対に返ってきません。
自分なりにリスクを考えて、ルールを決めて結果がでるまで、分析とチャレンジを繰り返す必要があります。
僕は利益を出せた経験、損失を確定した経験のどちらも良い勉強になりました。
実際に経験してみないとわからない感情もあるので、大損しない程度に投資を楽しんで欲しいです。
最後までご覧いただきありがとうございました。