この記事でわかること
- メタマスクって何に使うの?
- メタマスクの始め方を知りたい
- 注意点はあるの?
仮想通貨初心者の方はこのような悩みを抱えていませんか?
ぼくもメタマスクはNFTや海外取引所で、仮想通貨を購入しようと思うまでメタマスクは知りませんでした。
結論を先に言うと、メタマスクは仮想通貨専用の財布なので、用意だけでもしておくとよいですよ。
ぼくは使い方があいまいだったせいで、1時間で100倍になった仮想通貨を買うタイミングを逃しました。
用意だけしていればチャンスもつかめたのに......。
いつ使うかは今は分からなくても、準備だけでもしておきましょう。
この記事を最後まで読めば、メタマスクの始め方、使い方が分かるので是非最後まで読んで、チャンスを逃さないようにしてください!
メタマスクとは
メタマスクは仮想通貨用の自分のお財布と覚えておけば大丈夫です!
利用料は無料で、使い勝手がよいので用意だけでもしておくのがオススメですよ。
日本国内の仮想通貨取引所でのみ取引するのであれば必要ありませんが、慣れてくると絶対に必要になります。
たとえば使う時は以下のとおりです。
- 国内の取引所から、国外の取引所に仮想通貨を送る
- NFTを購入したい
- メタバースをはじめたい
- ユニスワップなどDEXを利用して仮想通貨を購入する
- 長期保有予定の仮想通貨を保管したい
などなど、仮想通貨取引に慣れた方は絶対に必要なアイテムです。
仮想通貨を始めたタイミングでとりあえずインストールだけでもしておきましょう。
メタマスクの始め方
メタマスクはスマホ版、PC版の2種類がありますが、まずはPC版ではじめましょう。
スマホ版はPC版で作成した後であれば簡単に設定できるからです。
メタマスクを始める流れは次のとおりです
- Google Chromeのウェブストアからメタマスクをダウンロードする
- メタマスクウォレットを作成する
- リカバリーフレーズを適切に保存する
それぞれするので、見ながら設定してみてください!
Google Chromeのウェブストアからメタマスクをダウンロード
まずはメタマスクの公式サイトにアクセスして、ダウンロードします。
そうすると、Google Chromeのウェブストアに遷移するので、「chromeに追加」をクリックすると、自身のGoogle Chromeの拡張機能の中にメタマスクが追加されます。
MetaMaskウォレットを作成する
拡張機能にメタマスクが追加されると、Web上で自動でメタマスクのページが開きます。
「ウォレット作成」を選択してウォレットを作成してください。
次に、メタマスクが「品質向上のためにユーザーの使用状況データの一部を収集している」などの説明が出るので、内容をよく確認して問題がなければ「同意する」をクリックして、ウォレットを作成しましょう。
ちなみに、ここでデータの収集に同意しなくても、ウォレットの作成に支障はでません。
利用規約を確認したら、8文字以上のパスワードを設定します。
パスワードはメモ帳などに書いて補完しておきましょう。
リカバリーフレーズを保存する
パスワードを設定するとメタマスクウォレットが作成されて、12個の単語からできているリカバリーフレーズが割り当てられます。
リカバリーフレーズはウォレットを復元するときに必要となるので、必ず紛失や流出がしない形式で厳重に管理・保管をしておきましょう。
ぼくの場合は、不安すぎて、スクショもPCのメモ帳にコピペもとっています。仮想通貨の財布はこういったコードは無くなったり、忘れたりするとほんとに取り出せなくなるので要注意!
リカバリーフレーズが保存できたら、メタマスクの作成手続きは完了です!
スマホ版を使い方はアプリストアで検索すればダウンロードできます。
リカバリーフレーズさえあれば作成は簡単なので、PCの作成と一緒に済ませておきましょう。
メタマスクの使い方
作ったメタマスクの使い方を見ていきましょう。
主な使い方は次の3点です。
- 仮想通貨取引所で仮想通貨を購入する
- 仮想通貨をメタマスクに送金する
- 各種サービスにメタマスクを接続する
それぞれ確認しましょう。
仮想通貨取引所で仮想通貨を購入する
まずはメタマスクに送る用の仮想通貨を購入しましょう。
取引所はあなたが普段利用している取引所で大丈夫です!
個人的によく利用しているのは「bitbank」「bitpoint」「GMOコイン」の3つです。
送りたい仮想通貨を購入してみてください。
仮想通貨をメタマスクに送金する
購入した仮想通貨をメタマスクに送りましょう。
メタマスクのフォレットアドレスの確認が必要です。
ウォレットアドレスはメニューの「アカウントの詳細」から確認できます。
確認したら、仮想通貨取引所にて出金手続きを行います。
出金する際、アドレスを入力する欄があるので、間違えないように入力しましょう。
基本的にはメタマスクのアドレスをコピペするのがおすすめです。
入力間違いなどで送ってしまうと、本当になくなってしまいます。
各種サービスにメタマスクを接続する
多くのブロックチェーン上のサービスは、MetaMaskなどのウォレットを接続することで自動的にアカウントが生成されるため、個人情報などを登録してアカウントを作成しなくてもサービスを利用できるようになっている。
仮想通貨取引所からMetaMaskへイーサリアムなどの仮想通貨を送金したら、各種サービスにMetaMaskを接続しよう。
例えば、NFTマーケットプレイスの「OpenSea」なら、以下の手順でMetaMaskを接続することができる。
- トップ画面右上にある人型のアイコンをクリックする
- ウォレットの選択肢が表示されるので、MetaMaskを選択する
- MetaMaskのロックを解除する
- MetaMaskの署名要求画面で「署名」をクリックする
メタマスクから仮想通貨取引所に送金する
メタマスクから仮想通貨取引所に送金もできます。
これは、ユニスワップなどDEX取引所などで、交換した仮想通貨を別の取引所などに送る際に利用します。
送る際の手順はつぎのとおりです。
- 送金したい仮想通貨取引所で、送りたい通貨のアドレスを作成する
- 作成したアドレスをメタマスクに入力して送金する
このときも、入力間違いには十分注意してください。
送金の際は一度少額でちゃんと送金、着金できるか確かめてから送りましょう。
メタマスクを使う上での注意点
メタマスクを利用するうえでの注意点を確認しておきましょう。
注意点は次の4点を紹介します。
- すべてのブロックチェーンに対応しているわけではない
- リカバリーフレーズを適切に管理すること
- スキャムコインに注意
- ガス代が高い
すべてのブロックチェーンに対応しているわけではない
MetaMaskは、あくまでもイーサリアムと、イーサリアムとのEVM互換性を持つブロックチェーンに対応したウォレットであり、すべてのブロックチェーンに対応しているわけではない。
例えば、ビットコインやSolanaチェーンのような、イーサリアムとの互換性がないブロックチェーンを基盤にしたサービスにMetaMaskは使用できない。
将来的には、それらのブロックチェーンとイーサリアムの間で、新たに互換性が生まれることもあることもしれないが、2023年8月末時点ではビットコインのサービスを利用する場合は、ビットコインに対応したウォレットを用意する必要がある。
リカバリーフレーズを適切に管理すること
先ほども述べたように、MetaMaskを作成すると、復元のときに必要なリカバリーフレーズが提供される。
万が一リカバリーフレーズが流出してしまったら、自身のMetaMaskを誰でも復元することができてしまうため、絶対に流出や紛失が起きることのない形で保存しておく必要がある。
また、最近ではリカバリーフレーズを盗み取ろうとするフィッシング詐欺も横行しているので注意したい。
スキャムコインに注意
スキャムコインとは、詐欺目的で発行された仮想通貨のこと。
SNS上では、「知らない間にスキャムコインが自身のMetaMaskに入金されていた」という報告が多数、上がっている。
手口は様々なようだが、有志によるSNSへの投稿によると、MetaMaskに入金されたスキャムコインを売却しようとして接続許可(approve)を出すと、MetaMaskの中身を抜かれるというパターンもあるようだ。
もし、身に覚えのない仮想通貨が所有するMetaMaskに送られてきた場合は、下手に触ることなく非表示設定にしてしまうことが得策と言える。
ガス代が高い
メタマスクの利用時はガス代が発生します。
ガス代は手数料みたいなものです。
入金、送金、プラットフォームでのNFT、通貨購入などでかかります。
ことあるごとにかかってくくるので、NFT取引はガス代との戦いとも言えるでしょう。
少額の投資をしようと思うと取引所からメタマスクに移動して、仮想通貨を購入し、また取引所に戻すという流れで投資額の半分がなくなったという方もいます。
使い方によっては要注意です。
まとめ:とりあえずメタマスクは始めておこう
この記事ではメタマスクについて解説しました。
最後におさらいです。
- メタマスクは無料で使える仮想通貨のお財布
- リカバリーフレーズは絶対無くさないようにする
- 仮想通貨の他のプラットフォームにつないで簡単に使える
メタマスクは仮想通貨取引をやっているうえで必須のアイテムです。
常にいくらかは残しておいてチャンスにすぐ使えるようにしておくとよいでしょう。