仮想通貨SOL(ソラナ)の今後が気になっている方も多いのではないでしょうか?
イーサキラーと呼ばれる仮想通貨の中の一つで、web3を牽引すると言われるほど期待されている仮想通貨です。
しかし2021年に高騰した後は仮想通貨市場の落ち込みや、関係性が深かったFTXの破産騒動などもあり、現在の価格は高値から大きく下落した位置にいます。
今回の記事では改めてSOL(ソラナ)について特徴や将来性を見直すことで、今後値上がりするのか、今買うべきかどうか情報をまとめていきます。
目次
仮想通貨SOL/ソラナとは?
SOL/ソラナの基本情報
名称 | Solana (ソラナ) |
ティッカーシンボル | SOL |
2023年1月時点の価格 | ¥2,156 |
時価総額 | ¥797,654,109,920 |
時価総額ランキング | 11位 |
発行上限 | 4億8900万SOL |
仮想通貨SOLはスイスのジュネーブに拠点を置く企業「Solana Foundation」が運営している仮想通貨で、ローンチは2020年の比較的新しいコインになります。
にもかかわらず時価総額ランキングが上位にきているのでいかにSOLの技術に期待が集まっているかが分かります。
SOLの目標は個人投資家へのサービスだけでなくビジネスにも幅広く使われる事です。
つまり、将来的には法人、個人どちらにもメリットがあるサービスを展開していく事が予想されます。
SOL/ソラナの特徴
処理速度が非常に速く手数料が安い
SOLの特徴は処理速度が非常に速い・手数料が安いことです。
コンセンサスアルゴリズムに革新的なPoH(prof of history)が使用されている事でこの特徴を生み出しています。
コンセンサスアルゴリズムとはその仮想通貨の絶対的なルールの事です。
どういった仕組みでブロックチェーン上に記録を残すかの記録方法の事を指します。
ビットコイン、イーサリアムは「POW」というアルゴリズムを採用しているのですが以下3点のデメリットがあります。
1.消費電力が高い
2.手数料が高い
3.処理能力が低い
特に2と3は取引をする上で深刻な問題です。
具体的な話をするとイーサリアムで数千円分の取引をすると数万円の手数料が掛かるという事例があります。
この具体例を見るとSOLが期待される理由が分かりますし、今後の将来性が楽しみです。
ステーキングできる
ステーキングできるというのも大きな特徴です。
将来性が期待されるコインであればステーキングする投資家が増え売られにくい状態になります。
SOLのステーキングは一時は発行枚数の70%がステーキングされていたので、非常に期待されている仮想通貨であることが分かります。
しかし2022年のように何らかの外的要因で市場が大きく下落するとすぐに売却することができないというデメリットもあります。
SOL/ソラナの価格推移
SOL/ソラナのこれまでの価格推移をおさらいしていきましょう。
2020年のローンチ以降は長期間100円台〜500円台を推移しました。
その後2021年2月に1,700円を超えると8月には28,000円を超えて数百倍にもなる大暴騰を見せました。
引用元:Trading View
大暴騰が始まった理由としては、2021年はDefiが盛んだった年で、主流だったイーサリアムのスケーラビリティが問題になったことです。
そこでイーサリアムに代わる仮想通貨としてSOLが注目され価格の暴騰につながりました。
以降は仮想通貨市場の価格低迷に引っ張られて、価格を徐々に下げ、2022年は仮想通貨の大暴落の原因となったFTXの破産騒動で関係が深かったSOLは下落率97%の大暴落となりました。
引用元:Trading View
ですが、SOLおよびSolanaの将来性が台無しになったわけではないのでこれからどこまで価格を戻していくのか非常に気になりますね。
仮想通貨SOL/ソラナの将来性と予想価格は?
現在はかなりの安値になったSOLですが将来性があるのか?
SOLが今後期待されている下記3点についてまとめていきます。
・大手市場への上場
・プロジェクトの進捗
・イーサリアムを超える可能性
大手市場への上場
流動性を高めるため大手市場への上場も注目されていた点でしたが、2022年には日本国内の取引所にも上場することでこちらの見通しは明るいです。
今後も様々な市場に上場して、より流動性を高めることで様々なプロジェクトの進捗にも大きな影響を与えることが予想されます。
有名企業も参入するプロジェクトの進捗
プロジェクトの進捗も今後のSOLの将来性に大きく関わってきます。
・STEPN(ステップン)
・StarAtlas(スターアトラス)
・Serum(セラム)
Solanaブロックチェーン上では、高速処理性能を生かしたNFTゲームが多数開発されています。
上記したSTEPN(ステップン)はMove to Earnアプリの先駆けとなりましたし、StarAtlas(スターアトラス)は美しいグラフィックで話題になりました。
今後もNFTゲームの分野での活躍が期待されます。
イーサリアムを超える可能性がある
以前から期待されているのがソラナがイーサリアムを超える可能性です。
イーサリアムの弱点とされている、手数料や処理能力の速さ。この技術が優れているSOLが今後web3を牽引する仮想通貨となれば価格の上昇も期待できます。
SOL/ソラナの予想金額
市場の影響もあり、最高値から大きく下落してしまったSOLですが将来の予想金額はどうなっているのか見ていきたいと思います。
2027年には14.2万円になるというのがSOLの今後の予想金額です。
この金額は2022年のイーサリアムの時価総額が目安となっています。
もし今後イーサリアムを超えるようなことがあればこの数字も現実味を帯びてくるのではないでしょうか?
仮想通貨SOL/ソラナはどこで買える?
ここまでSOLの将来性を見てこれまで持っていなかった方も興味が出てきたのではないでしょうか?ここからはSOLがどこで買うことができるのか見ていきます。
以前まで海外取引所でしか取引ができなかったSOLですが、現在は国内2つの取引所で買うことができます。
・SBIVCトレード
・GMOコイン
上記2つの取引所で取り扱いがあります。
まとめ:仮想通貨SOLは買い時?
この記事では仮想通貨SOLについてその特徴や将来性を解説しました。
現在は外的要因でかなり低い価格で推移しているSOLですが将来性を考えると十分に上昇も期待できる仮想通貨です。
もう一度振り返ると
・高速処理可能で、手数料も安く実用性が高い。
・大手企業も参入し、NFTゲームでも実績がある。
・イーサリアムを超える可能性にも期待がもてる。
2023年1月現在ではまだ仮想通貨市場は落ち着いてしまっていますが、イーサリアムを超える仮想通貨として期待されているSOL/Solanaのプロジェクト進捗は常に確認しておきたいですね。